オウンドメディアの必要性をジャパネットたかたの成功事例から考察:前編

良質なコンテンツはメディアの拡大に比例して成長する
オウンドメディア(Owned-Media)とは、企業や人が自社・自身で運営・配信するメディアのこと。アーンドメディア、ペイドメディアと共にトリプルメディア(マーケティングの3大メディア)のひとつといわれています。
オウンドメディアは、会社広報誌など古くから存在していますが、ネット時代になって大きな注目を集めています。

iTEMもネットでのオウンドメディアという言葉がまだ認知されていない2008~2009年頃に、これからは企業がネットで自社メディアを運営する必要があるといった内容の「SpS(Solution-Portal-Site)という提案を行っていました。
iTEMが2009年に企画したオウンドメディアの提案書
iTEMが2009年に企画したオウンドメディアの提案書

当時この企画、まったくヒットしませんでした。弊社の力不足というのが大きな原因とは思いますが「一企業が放送局でもないのにメディアを運営してどうするの?」みたいな反応だったと思います。

最近になって、ようやくオウンドメディアに興味を持っていただいたり、取り組もうとしている企業様も増えてきたので、この機会にオウンドメディアの必要性をTV通販の雄「ジャパネットたかた」社の成功例から考察していきます。

年商1700億超の会社も30年前のバブル時代は、自営業者規模

ジャパネットたかたは、創業者の高田明氏が実家のカメラ店を受け継ぎ1986年長崎県佐世保市に全身である株式会社たかたを設立、1990年にラジオの通販番組、1994年にTVの通販番組に参画、高田社長の独特のキャラクターで一躍有名になり、2010年には過去最高売上1700億円に達した家電製品販売企業です。

設立が1986年ですから、高度経済成長と共に大きくなったわけではなく、むしろバブル崩壊から失われた20年という日本経済全体としては低迷期にかかわらず急成長を成し遂げたのは、高田明氏自ら出演して商品を紹介するオウンドメディアの活用が大きな要因であったと考えます。

良質なコンテンツは、メディアの拡大と共に成長する

ここで、ジャパネットたかたの売上高推移と通販市場のマーケット規模の推移を見てみましょう。
出典:JDM売上高調査、ジャパネットたかたホームページより
2010年まで通販市場の成長と共に売上を順調に伸ばしています。
出典:富士経済 テレビ通販市場の動向
売上比率は、カタログや折り込みチラシが44%、テレビ放送が31%、ネット通販が16%、ラジオ放送が9%。なお、テレビ部門の売上高は331億円で、ジュピターショップチャンネル、QVCジャパン(この2社でシェアの約半数を占める)に次ぎ日本第3位である。Wikipedia
特筆すべき点はジャパネットたかたは、TV通販では、第3位のシェアを持つ放送局ということです。ご存知の通り高田前社長のキャラクターを活かしたユニークな番組は、非常に素晴らしいコンテンツで人気も高い。彼らの生み出した通販番組は、今でも業界のベンチマークとされています。
また、番組の制作コストも一般の放送局が作成するよりも遙かに安い。

オウンドメディアとして、アイデアと創意工夫ですばらしいビジネスコンテンツを作成し、それらを流通させたTV通販メディアの市場拡大と共に会社を急成長させた希有な例といえるでしょう。

≫後編に続く

2015.7.14
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