
一次情報提供者のジレンマ
メーカーやベンダー、出版社が作成・提供する一次情報が口コミに負けている事実。イマドキ女子大生にインタビュー「雑誌には、ファッションやメイクの情報を求めてない」
・雑誌ってやっぱり情報も遅かったりするので、SNSで十分だなと思っています。あと情報にお金を払う感覚が薄れてきました。
・何かを見て買い物にいくときは、SNSが一番多いですね。
・よく利用するSNSは、InstagramとYouTubeですね。
・リアルなものが多いので、ちょっとしたインフルエンサーの投稿を参考にしてます。
冒頭で紹介した記事は一例にすぎませんが、雑誌のように商業ベースのエッセンスが入ってしまうとリアリティに欠ける。情報スピードも遅いので、消費者は、SNSの情報を参考に購入などの意思決定をする。
スマートフォンが普及して、情報アクセスが容易になった影響が大きいと思いますが、このようにプロが編集したコンテンツ(一次情報)よりも一般人の口コミ(2次情報)のほうが重宝されるという現象が起きています。
一次情報提供者しか作成できないコンテンツに注力
主にBtoCの話になりますが、商品レビューやサービス体験の情報品質は口コミには適わない。情報の拡散もSNSが一番影響力がある。であれば、メーカーやベンダーという一次情報を提供・作成できる側は、自分たちしか提供できない情報コンテンツを作成して、SNSに流していくのがこれからのコンテンツマネジメントといえるでしょう。![]() |
一次情報提供者にしか作成できないコンテンツに注力する |
では、一次情報提供者にしか作成できないコンテンツとはどのようなものがあるのでしょうか?
さまざまなコンテンツが挙げられますが、ドローンやVRのビジュアルコンテンツは、新しいアイテムとして取り組む必要があると考えています。
ドローンを使った写真や動画は差別化できる
ドローンを使ったコンテンツで象徴的なのは、多目的カメラ「GoPro」やドローンを製造販売しているDIJが公開しているWRCラリーの動画だと思います。高速で滑走するラリーカーの後ろを追いかけている映像。ラリーカーの横を併走しているようなリアル感。これまでに見たことのないような臨場感ある映像コンテンツになっています。
また、多目的カメラとドローンの組合せですが、花火が打ち上がる動画のアングルなどは、これまでに見たこともないような迫力を見せてくれます。
ドローン撮影は、多大な費用がかかる空撮やクレーンショットと比べてはるかに安いコストで撮影が可能という点が大きなメリットといえます。
VRパノラマ360°撮影もおすすめ
ドローン撮影よりも更に手軽にユニークなコンテンツとしては、VRパノラマ撮影もおすすめです。全天球カメラの出現で。1回のシャッター操作で360°パノラマ撮影が可能となり、これまで縁遠かったVRが一気に身近なモノになりました。On a boat in United States - Spherical Image - RICOH THETA
こちらのVR画像は、全天球カメラ「RICHOのTHETA」撮影サンプルです。マンションの間取りや店舗の内装の紹介などいろいろ用途は考えられますが、なんと言っても全体の空気感を伝えやすくなるのがポイントです。
そして、スマホアプリとVRゴーグルを組み合わせるとVR体験コンテンツとして流用できます。今や、スマートフォンの普及率は70%を越え、VRゴーグルは、Googleも公認している「ハコスコ」のように1,000円台で手に入れることが可能ですので、ユーザーにおいても敷居の高いモノではなくなっています。
ドローンとVR組合せ
ドローン撮影とVRを組み合わせると更にエンターテインメント性を増したオリジナルコンテンツが作成可能となります。
ドローンとVRを組み合わせたコンテンツ例
格安でドローン撮影・VR撮影を提供
iTEMでは、ドローン撮影・VR撮影を1日拘束・10万円(税別・交通費別)で提供いたします。ただし、Webサイトや動画などのコンテンツ制作を同時に依頼していただくのが条件となります。詳細は、下記までお問い合せ下さい。
0 コメント:
コメントを投稿